終身雇用が終わりを迎え、営業職は実力を求められる

終身雇用が終わりを迎え、営業職は実力を求められる

2019年の10月、トヨタ自動車の豊田社長より「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」といった話があったのは記憶に新しい。世界に誇るトヨタ自動車ですら終身雇用が難しいということは、多くの大手企業でも同様のことが言えるだろう。

当コラムでは終身雇用の良し悪しを論じるのではなく、終身雇用が終わりを迎える中で営業職に求められるスキルや経験について触れていきたい。

会社の知名度×商材の魅力×営業担当者の実力

営業としてモノやサービスが売れる瞬間を構成する要素として、以下の3つを挙げたい。『 会社の知名度』『 商材の魅力』『 営業担当者の実力』

メーカーなどの有形商材を扱う営業職の方からご相談を受ける中で一番多い転職理由は『自分でなくても売れる』というものだ。

上記のような悩みを抱えている方は大きく以下の2つに分かれる。
①知名度が高い企業に在籍している方
②取引が長く続いている企業へのルート営業を担当されている方

『自分でなくても売れる』のは良いことなのか

『自分でなくても 売れる』というのは、企業経営という観点からみると非常に素晴らしいことである。 しかし終身雇用が終わる可能性がある環境にいる方、言い換えると現職に在籍し続けられるかがわからない方からすると悩ましい問題かもしれない。

多くの方は『自分の市場価値はどの程度なのか 』 を気にされている。 少しかみ砕いて20代における市場価値の捉え方をお伝えすると 、以下の2パターンに分類される。
①専門性の高さ
②汎用性の高さ

専門性という観点で言えば、一つの仕事を長く続けていくことは良いことかもしれない。しかし、長く続けているだけでは市場価値が高まることはなく、年齢を重ねるにつれ『希少性』という観点が重視されることとなる。

一方で汎用性という観点で見れば、簡単にお伝えすると『どのような会社でも求められるスキル』である。イメージが湧きやすい文言を用いるとすれば『今の自分から≪会社の看板≫と≪商材の魅力≫を外した時に何が残るか』である。

これが明言出来る方は恐らく難易度の高い商材を扱っておられる方か仕組みを作ってこられた方かと思う。(当コラムの本筋からそれるため詳細は割愛させて頂く)

本当の安定は実力によってもたらされる

ではどういった仕事をすればよいのかが気になるポイントかと思う。これに関しては明確で、会社の知名度と商材の魅力に頼らないセールス職にて努力し続けることで個人としての実力を高めることが出来ると言えるだろう。

言い換えると、『自分ならではの仕事 』 や『人が介在する余地の大きい仕事』と捉えて頂いても構わない。しかし、こういった仕事がすべての人の価値観に合致している訳ではないため、しっかりと自己分析を行い、将来像も明確化した上でキャリア選択をしてほしい。

念の為断りを入れると、20代において専門性を磨くキャリアも汎用性を磨くキャリアもそれぞれ自身の価値観に合っていれば共に素晴らしいものである。

もしもそういった方向性の描き方がいまいちよく分からないといった方は是非VIEWのパートナーエージェントにご相談頂きたい。