NTTグループから人材業界の急成長ベンチャーへ。事業責任者として見据える、グローバルマーケットへの挑戦

NTTグループから人材業界の急成長ベンチャーへ。事業責任者として見据える、グローバルマーケットへの挑戦

右: 藤田様

左:株式会社アサイン シニアエージェント 芦川 知史

NTTグループにおいて通信設備の保守や設計を担当し、大規模案件を単独で任されるなど確かなご実績を積まれてきた藤田様。

安定したキャリアを歩みながらも、自身の成長スピードに対して物足りなさを感じ、新たな挑戦の場を求めてご転職を決意。最終的にはHagakure社の「人のため、世の中のために」というビジョンに深く共感し、入社を決断されました。

担当エージェントの芦川が、ご転職に至るまでの経緯、現在の業務内容、そしてこれからのキャリア展望について伺いました。

前職での経験と課題感。自身の成長スピードとのギャップを感じ転職を決意

── もともと前職に入社されたのは、どのような思いからだったのでしょうか。

入社の動機は、生活基盤となるインフラを通じて街づくりに貢献したいという思いからでした。インフラは目立ちづらい領域ですが、なくてはならない重要な部分です。私自身、街づくりというテーマに対して強い関心を持っており、その基盤を支えられる仕事に魅力を感じていました。

── 街づくりに興味を持ったのは、大学時代に旅をされた際にみた夜景がきっかけでしたよね。

そうなんです。大学時代、日本各地を旅する中で、奈良県の山から見た大阪の夜景がとりわけ印象に残っています。見渡す限りの都市の灯りがまるで星空のように広がっていて、あの瞬間に、自分も何かの形で都市の発展に貢献したい、そんな気持ちが芽生えたのを覚えています。

── 身近な経験から興味を持ったのですね。前職の主な業務についてもうかがえますか。

前職では主に通信設備の保守と設計を担当していました。複数のプロジェクトを同時進行で管理し、資料作成やプロジェクトの推進を手掛けるなど、幅広い実務を担当していました。中でも特に印象深かったのは、大規模案件の設計を同期の中で唯一任された経験です。大きな責任を感じると同時に、自身の能力を試されていると感じ、充実感を得ていました。

── 一方で、前職でのキャリアに対する課題感はどのようなものでしたか。

前職は非常に大きな組織であり、業務の幅が広がる一方で、成長スピードが自分の期待に届かないと感じる場面がありました。自分がさらに成長し、新たなスキルや知識を身につけたいと考えても、すぐには実現できない現実がありました。次第に、もっと挑戦的な環境で自己成長を追求したいという気持ちが強まりました。

自身の新たな可能性に気づいた転職活動。ビジョンに惹かれて現職へ

── 転職活動を始めるにあたり、どういった不安がありましたか。

前職で得た経験が他社でどのように評価されるのか、正直不安はありました。特にNTTの仕事は非常に専門的な分野に特化しているため、それを他業界で活かせるかどうかが最大の懸念でした。しかし、それ以上に新たな環境で自分の可能性を試したいという思いが勝り、転職を決意しました。

── なるほど。当時、エージェントに対してどのような期待をされていましたか。

自分が納得できる転職活動を進めたいと考えていました。その納得感がどこにあるのかを見つけ出してほしかったですね。単に求人を紹介するのではなく、私のキャリアの方向性について共に考えてくれるエージェントを求めていました。

── 実際に複数のエージェントとお話しされていましたね。最終的に私にお任せいただいた理由をお聞かせいただけますか。

芦川さんの実力に強く惹かれたのが理由です。何度も面談を重ねる中で、私自身も気づいていなかった価値観や強みを的確に引き出していただき、そのアプローチが非常に印象的でした。また、当初考えていなかった職種や業界についても、豊富な知見とご経験をもとに提案していただきました。単なる要望への対応に留まらず、納得感のあるキャリア提案をしていただけたことが、最終的にお任せする決め手となりました。

── ありがとうございます。転職活動を通じて、ご自身についての新たな気づきや発見はありましたか。

自身の強みはアグレッシブさや行動力だと捉えていましたが、面談で過去の経験を深堀いただいたことで、戦略的に考えるプロセスにも適性があることに気づきました。行動力と戦略的なアプローチを組み合わせることで、よりレベルの高い環境で自身を貪欲に成長させたいという新たな意識が生まれていきました。

── 現職へご入社を決めた理由を教えてください。

入社の決め手は、大きく2つあります。まず、NTTのような大企業で感じていた停滞感から脱却し、よりダイナミックに事業を推進できる環境に魅力を感じたこと。そして、もう一つは自社が掲げる「人のため、世の中のために」というビジョンに共感したことです。私は、自分が他者のために尽力しているときに最も力を発揮できると感じており、自社のビジョンがまさに私の価値観と合致していると感じました。

── 大きなご決断だったと思います。意思決定に不安はありましたか。

全く異なるフィールドへの挑戦だったので、不安はありました。ただ意思決定の際には、芦川さんが親身に相談に乗ってくださったので、勇気をもって踏み出せました。自分一人では出来なかった決断だったかもしれませんが、最後まで寄り添っていただけたことがとても大きな支えになったと感じています。

事業責任者としてグローバル展開を目指す。見据える今後のキャリア

── 現在の業務内容についてお伺いできますか。

現在の業務は大きく分けて3つあります。1つ目はエージェント業務、2つ目は顧客基盤を構築するための集客業務、3つ目は事業の成長に向けた戦略立案や方向性の決定です。具体的には、売上目標の設定から始まり、それに基づいた実行計画の策定、組織の観点や募集方法、支援先の開拓など、さまざまな側面にわたって取り組んでいます。プレイヤーとしての業務をこなしつつ、チャネル拡大や事業戦略に広く関与しています。最近では支援が軌道に乗り、良い結果を出せている実感があり、非常に充実して取り組んでいますね。

── 職場環境としては、実際に働いてみてどのようなフィット感を感じていますか。

組織としては少人数ながらも各自が自分の役割を全力で果たし、互いにサポートし合いつつクライアントの成果に徹底的に向き合う、そのような一体感が非常に強いチームとなっています。個々の成長が組織全体の成功に直結していることを実感できる環境は、私にとってかなり心地良く、日々高いモチベーションで自らの業務に向き合うことができていますね。また、チームの一員として貢献しながらも、自らリーダーシップを発揮する機会が多い点も大きな魅力です。

── 中長期的なキャリア目標についてお聞かせください。

短期・中期的には、事業責任者として現在担当している事業の成長を大きく牽引しつつ、これから増えるチームメンバーのマネジメントにも注力していきたいと考えています。より多くの人材を迎え入れ、彼らの成長をサポートすることが、事業全体の成果の最大化に繋がると考えている為です。また長期的な構想としては、事業の枠を超えて会社全体の成長戦略にコミットし、グローバルな視点での事業展開も視野に入れています。

── グローバル展開について具体的にお聞かせください。

現在、弊社では日本と海外を繋ぐプロジェクトが始まっており、これを担当事業においても活用したいと考えています。日本から海外、あるいは海外から日本への人材流動を促進し、グローバルな視点での人材マネジメントを実現したいと思っています。具体的には、現地にエージェントを配置し、地域に根ざした採用活動を行うことも検討しています。現地支社の立ち上げなど、新たな市場に向けた取り組みも視野に入れ、よりグローバル市場でのプレゼンスを強化していきたいですね。

── 3年後の姿が楽しみですね。エージェントして引き続き伴走させていただく中で、藤田様の今後のご活躍を心より楽しみにしております。本日は貴重なお話をありがとうございました。

芦川 知史 | Tomofumi Ashikawa

シニアエージェント

大学卒業後、SMBCグループの人事戦略室よりキャリアをスタート。
採用計画の立案から実行、入社後の研修や育成まで一貫して経験。
その後、組織開発プロジェクトをリードし、定着率向上を主なミッションとして人事制度の設計から運用までを担う。
アサイン参画後は、若手ハイエンド特化のキャリアアップ支援に従事。