大手ハウスメーカーから「IT採用のインフラ」として。転職活動で手に入れた成長環境とは。

大手ハウスメーカーから「IT採用のインフラ」として。転職活動で手に入れた成長環境とは。

右:杉田様

左:株式会社アサイン シニアエージェント 下村 浩太

大学卒業後、大手ハウスメーカーで営業職としてキャリアをスタートさせた杉田さん。
全国若手社員の販売実績ランキング4位という高い成果を出していました。
順調にキャリアを歩んでいたにも関わらず、転職を考えた背景とは。

杉田さんの転職活動の経緯や、入社後の仕事内容、今後のキャリア目標についてお伺いしました。

転職のきっかけ

―― まずは新卒で大手ハウスメーカー企業に入社された背景について教えていただけますか。

就職活動では、主に不動産業界、メーカー、金融業界を見ていました。
だた、その中でも、顧客にとって人生で大きな買い物となる住宅を扱う不動産業界は、顧客の大きな意思決定を後押しすることで高い人間力や営業力を身に付けられると考えて選びました。

―― 前職では高い営業成績を出していらっしゃいましたよね。なぜそのような高い成果を出せたのですか。

入社7年目までの全営業社員が対象となるランキングで4位の成果を出すことができました。
基本的には土曜日、日曜日は住宅展示場の来訪していただいた個人の対応をするので、平日においては、個人顧客を紹介していただける法人先からの情報収集に注力していました。

既存の情報収集ルートでは、ベテランの営業マンや常に結果を残している営業マンに情報が流れてしまい、顧客情報の差が成果の差に繋がってしまっていると感じていました。
なので、自ら新たに情報収集ルートを開拓して情報を取りに行くことを意識した結果、成果にも表れるようになりましたね。

―― 成果を出すために能動的に動き、活躍をされているなかで、なぜ転職を決意したのでしょうか。

自分自身で能動的に行動してきたからこそ、もっと自分らしさを発揮できる仕事がしたいという気持ちが大きくなっていました。
正直、情報ルートの開拓に取り組んでいるなかでできる範囲に限界を感じていましたし、自分らしさというものを顧客への提案において発揮していきたいと思うようになりました。
そういったもどかしさをきっかけに転職を決意しました。

エージェントと見つけたキャリアの目標とは

―― 転職活動を始めるにあたって何か不安に感じていたことはありましたか。

転職活動当初は、エージェントに対して少し懐疑的な気持ちもありました。具体的には「エージェントに相談すると、エージェント都合で内定を獲得しやすいような企業しか紹介されないのではないか」といった不安ですね。
やはり新卒で入社した環境を手放してまで転職をするのですから、人としてもビジネスマンとしても一段階、二段階と成長できるような案件を紹介していただきたいと思っていました。
そこに対して下村さんは、「今回の転職でどんな経験を取るべきなのか」「自身の強みを客観視したうえで、どんな環境でどのような役割を担うべきなのか」という視点でアドバイスをいただいたので、納得感がありました。

―― 妥協するのではなく、今回の転職活動でしっかりとステップアップしていきたいという思いは、面談の中でも強く伝わってきたので、その想いに応えたいと思いながら担当させていただきました。その中で私にキャリアを任せてもいいと思った背景、決め手などはありましたか。

下村さんは本気で私のキャリアを考えてくれていると感じました。
私はもともと、仕事とプライベートを完全に切り分けたいという気持ちがありましたが、下村さんは20代のうちに自分のスキルや経験を積み重ねる必要性や、30代以降のキャリアの考え方など、丁寧に説明してくれました。
そのうえで「それでも本当にそうなのか」と問い続けていただき、自分のなかでも質問や解答を重ねていく中で、考えが変わっていき覚悟が決まりました。

また、実際に私との面談をしているときの下村さんの様子を見ていても、仕事に真剣に取り組んでいるからこその充実感が感じられました。その姿に刺激を受けたという面もあります。

―― ありがとうございます。長年サッカー強豪校で活躍されていた背景から、仕事においても同じような熱量で上を目指してほしいと思い、そのようなお話をさせていただきました。今回、転職活動を通じて弊社を利用してよかった点や新しい発見などはありましたか。

自分の考えるキャリアに対して客観的にアドバイスをいただけたことは良かったです。
「仕事を通じて成長していきたい」という部分までは、自分自身で整理できていたものの、
「成長した先で何を成し遂げたいのか」というところまでは考えられていませんでした。
そもそも、自身のキャリアの行く先にどのような選択肢があるのか、という部分は自分ひとりで、考えることは難しいです。
その点を下村さんには、丁寧に導いてもらえました。
その結果、「自身の手で事業を起こせるようなビジネスマンになりたい」というキャリア目標が明確になりました。

現職での活躍と今後の目標

―― キャリアを改めて考えた上での転職でしたが、現職へ入社した決め手はなんでしたか。

圧倒的な成長環境があることと、社員ひとりひとりの顧客志向が強いことが決め手でした。

前述したように、私には将来的に自身の手で事業を起こせるようなビジネスマンになりたいという目標があります。その実現のために、スピード感をもって経験を積むことができ、新規事業にも携われるチャンスがある環境であったのが現職の会社でした。

とはいえ、顧客に対して真摯に向き合い、価値を届けることができなければ、顧客から選んでいただけません。
その点、現職の会社は成長環境と顧客志向のどちらも叶えることができる会社であると思っています。

―― それでは現職についてもお伺いします。IT領域特化型のキャリアアドバイザーへと転職されましたが、今の仕事はいかがでしょうか。

会社として求められる自分自身の能力や知識の基準が圧倒的に高いレベルだと感じています。
だからこそ毎日挫折があって少し落ち込むこともありますが、日々成長を感じており「この1週間やり切ったな」と充実感を抱きながら毎週末を迎えています。
まさに自分が求めていた成長環境です。

―― いいですね。現在はどんな目標で仕事に取り組まれていますか。

月間MVPを目標としています。
日々求職者の方と面談していますが、「面談のなかで目の前の相手に対して、どのような価値を提供することができたのか」を常に自問自答しています。
顧客の求める価値を提供していくことが、自身の成果に繋がっていくと考えているので、自分の成果には、妥協せずにこだわっていきたいです。

― 今後、中長期的にチャレンジしたいことはありますか。

「自身の手で事業を起こせるようなビジネスマンになりたい」というキャリア目標に向けて、社内で新規事業の立ち上げを担っていきたいです。
もちろん新規事業の立ち上げというのは大きな責任を伴うものなので、簡単に実現できるものではないと思っています。
その為のステップとして、足元はキャリアアドバイザーのトッププレイヤーとして成果を出し続けること。そのうえで、リクルーティングアドバイザーに移って、採用企業側の経営課題や採用課題を解決する経験を積みたいです。
そうすることで、求職者と企業側の双方の顧客が求めている新たなニーズのついての知見を積むことができます。そこから新たな事業のチャンスを見つけ出していき、新たなサービスや事業を生み出せればと思います。

―― 今の会社はそのチャンスが十分にある環境です。キャリア目標を実現するためにも、引き続きキャリア支援をさせていただければ幸いです。本日はありがとうございました。

下村 浩太|Kota Shimomura

シニアエージェント

大学卒業後、大手製薬会社よりキャリアをスタート。
医療機関向け製薬事業の拡大をミッションに、マーケットリサーチや支援品質管理を行いながら、営業戦略の立案から実行までを一貫して経験。その後、新製品の開拓プロジェクトを手掛ける。
株式会社アサインに参画後は、ハイエンド層の営業経験者に特化したキャリア支援を担う。