執筆者:VIEW運営事務局
転職活動の進め方は、特に転職が初めての方にはイメージがつきにくいと思います。内定獲得まで2ヶ月程度かかることが多い転職活動ですが、この記事では全体のスケジュールについて簡単にまとめています。これから転職を考える方は、ぜひご活用くださいませ。
転職方針の決定(1〜2週間)
転職活動は、キャリアプランから今回の転職で何を得るのか、と言う方針を決めるところからスタートすることをオススメします。
一般的にこの方針を「軸」と表現することが多く、得たいものを明確にすることで、応募企業選定や内定承諾の意思決定をブレずに行うことができます。
もちろん、キャリアプランを描き、転職の軸を明確にすることが難しいと感じられる方もいらっしゃると思いますが、その場合には、エージェントや転職を経験されている先輩に相談すると良いでしょう。
VIEWの登録エージェントは初回での求人提案を行わない方が多く、親身に相談に乗ってくれる方に厳選しています。ぜひ転職方針から相談してみましょう。
書類作成(1週間)
次に、転職活動に必要な書類を作成していきます。フォーマットをもとに草案を作り、それをエージェントの方に添削していただくという進め方が一般的です。
採用企業の選考ハードルを把握しているエージェントに、内容をブラッシュアップしてもらい、完成とすることで書類通過率を上げることができます。
必要な書類は、
・履歴書
・職務経歴書
があれば基本的には十分です。
企業によっては、
・志望動機書
・源泉徴収票
などを求める場合もありますが、必要に応じて準備していくと言う形で大丈夫です。
応募企業の決定(1週間)
書類作成と並行して行う場合も多いですが、どの企業に応募するのかを決めていきます。
企業だけでなく、ポジションも含めて検討し、実際の選考をスタートさせていきます。
選考途中での辞退は、決してタブーではありませんので、選考受けていく中で本当に自分に合っている企業なのかという点は確認していくことができます。
選考対策(2週間)
受けていく中でより企業を知っていくことは全く問題ありませんが、選考対策はきちんと仕上げていく必要があります。
一次選考前にオーソドックスな対策を行い、最終選考に向けてより深く詰めていくという進め方をすることが通常です。
このように段階的に行うことで、1次選考での準備不足による落選を防ぎながら、企業様からのフィードバックに基づいて修正をかけていくことができます。
他記事にて、選考対策と退職交渉について詳細に求めていますので、実際に選考受ける際には、そちらも是非ご活用くださいませ。
面接実施(2週間〜3週間)
準備ができたら、いざ実際の選考に臨むことになります。
中途採用は、WEBテストと面接で構成されていますが、合否を分けるのは面接の場合がほとんどです。
※WEBテストは各社によって形式も違いますが、無い企業も多くあります。
もちろん、会社により選考の回数は異なりますが一般的には来社2回程度で、内定獲得まで進めるイメージを持っていただけると良いと思います。
休日に選考を行ってくれる企業は少ないですが、平日の業務後は対応している企業が多いので、ご多忙の方はエージェントや人事の方と相談してみることをお勧めします。
内定獲得
選考通過すると内定をいただくことができます。中途の転職活動では内定獲得後、1週間程度で承諾期限を設けられることが多く、各社のスケジュール調整が重要になります。
現職が忙しい中でこの調整を行うために、信頼できるエージェントの方にお任せすることが有効です。
退職交渉
内定承諾を決めた後には、現職への退職交渉を行います。
一般的な流れとしては、現場の上司に退職の意向を伝えた後に、正式に退職届を提出し、最終出社日を確定させると言う流れが一般的です。
退職を申し出てから、実際の退職まで2ヶ月程度を見ておくのが良いでしょう。
このように、いくつかのフェーズに分かれる転職活動ですが、効率的に進めることでスタートしてから2ヶ月程度で内定獲得、さらにその2ヶ月後に新しい会社での勤務がスタート、といったスピード感で進めることができます。
もちろん状況によって転職活動のスケジュールや、入社のタイミングなどは調整することもできますので、エージェントや人事の方と相談をした上で進めていきましょう。
より良い転職活動を行うために、転職活動の全体像をご紹介させていただきました。実際にはやってみないとわからないことも多いとは思いますがご参考になれば幸いです。