デジタルマーケは次の時代へ

デジタルマーケは次の時代へ

寄稿エージェント:栗原 悠輔

ネット広告費がテレビ広告費を超えたと言うニュースに現れるように、デジタルマーケの領域はますます注目を集めている。今回は、今後のデジタルマーケと言うテーマでご紹介したい。

あらゆるチャネルでターゲティングを

マーケティングにおいて非常に重要な概念がターゲティングの精度である。FacebookやLINEなど様々なチャンネルが登場する中で、自分たちのターゲットとなるユーザにいかに効率的にアプローチするかと言うのはマーケターにとって大きな関心事である。

今後AIによる画像解析や、データ連携が進むにつれて、ターゲティングの精度はより高く、より一般的になっている。

マーケに携わっている方には知られている例として、タクシーのディスプレイ広告にはカメラが付いており、画像解析により乗客の年齢層や性別に合わせた内容が配信されるようになっているなど、今後は駅広告等のリアルチャネルでもターゲティングが進み、デジタル化していくことが想定される。

これからの時代において事業成長とマーケティングは切っても切れない関係にあり、そのトレンドへの理解は、マーケの専門家以外でも、必要とされる時代になりつつある。

クリエイティブは動画の時代へ

動画広告のパフォーマンスが良い事はマーケティングでは常識となりつつあるが、今後はさらにそのトレンドが加速することになるだろう。

5G等の技術的な進歩とともにあらゆる広告クリエイティブを動画とすることが可能になり、より訴求力の強いクリエイティブを生み出すだろう。

またそれに伴い、事業会社からすると少しハードルの高いPR動画の作成を、もっと簡易に行えるようにする仕組みも整っていくだろう。

注目スタートアップとして挙げられるアライドアーキテクツなども、「AI×動画」をテーマに広告業界において存在感を増している。

今後もAR/VRの活用など、マーケティングはさらなる広がりを見せると予想されており、その進化をいかに活用するかが、各企業にとって大きなテーマとなるだろう。

私自身も、ファーストキャリアをウェブ広告の代理店からスタートしており、マーケティングの進化や、その領域で活躍していきたい人材の支援は最大の関心事である。

マーケティングでの専門性を高めていきたい方、未経験だからマーケティングに興味のある方は、ぜひご相談いただけると嬉しい限りだ。